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星野道夫

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coyoteの最新号が星野道夫さんの特集だったので買ってみました。

旅をする木』を数年前に知り合いに教えてもらって以来、アラスカに魅せられ、美しくもあり時に恐ろしくもある、いきいきとした自然の情景を写真や文章で届けてくれた星野さんの著書を見るたびに、僕自身も雄大な自然への憧れを抱かずにはいられません。

そんな星野さんの著書の中の言葉で、好きな一文があるのでご紹介します。

 

「ここは、岩、氷、雪だけの無機質な高山の世界である。あらゆる情報の海の中で暮らす日本の子供たちにとって、それは全く逆の世界。しかし何もないかわりに、そこにはシーンとした宇宙の気配があった。氷河の上で過ごす夜の静けさ、風の冷たさ、星の輝き… 情報が少ないということはある力を秘めている。それは人間に何かを想像する機会を与えてくれるのだ。子供の頃に見た風景がずっと心に残ることがある。いつか大人になり、様々な人生の岐路に立ったとき、人の言葉でなく、いつか見た風景に勇気を与えられたりすることがきっとあるような気がする。」

 

(はたなか)