無題20

 

昨日からのつづき、、

 

 

 

先日関西に出張があったので、絶対見に行こうと決めていたティルマンス展、行った日が休館日だった、、ショックすぎでした。。

図録も今月末とのことなので、来月また必ず見に行こう。

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www.nmao.go.jp

 

 

ティルマンスの展覧会を見れなかった代わりではないのですが、東京で見逃していた『誰も知らない建築のはなし』がちょうど大阪で上映されているということでやっと鑑観ることができました。

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映画「だれも知らない建築のはなし: Inside Architecture -A Challenge to Japanese Society-」公式サイト(監督 石山友美)

 

建築家の社会との関わりにおける苦悩や想いが率直に語られていて、見応えのあるドキュメンタリーでした。

特にコールハースには釘づけ。

というわけこの本も読了。

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ドキュメントと書かれているように、コールハースの仕事を追ったドキュメントが書かれているのですが、行動主義のタイトル通り、コールハースの鬼のような仕事ぶりを読んで、へこむと同時に気合いが入りましたw

 

そのコールハースの設計したCCTVの建物。すごい形。。

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コールハースといえば、『錯乱のニューヨーク』。

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そんなこんなで建築にいまは夢中なのですが、東京都現代美術館で開催中のオスカー・ニーマイヤー展にも行ってきました。

 

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展覧会|東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO

 

同時に開催されているこちらも素晴らしかったです。ヨーガン・レールさんの作品が心に響きました。

 

www.mot-art-museum.jp

 

 

 

『錯乱のニューヨーク』つながりでw、アウトドア番長西尾が先日ニューヨークに行ってきたそうで。

そこで買い付けてきた、BEST MADEのこのストレートハチェットが可愛い。

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http://nicoand.buyshop.jp/items/1905465

 

あとYETIの缶用クーラーも。初めて見た。欲しいな。。

まあ缶一本の為の贅沢なクーラーですがw

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http://nicoand.buyshop.jp/items/1829791

 

 

 

 

 

アウトドアといえば、先日THE NORTH FACEの展示会で、恥ずかしながら初めて知ったのが、THE NORTH FACEを代表するテント、オーバルインテンションって、バックミンスター・フラーのジオデシックドームの考えから設計されたんですね。。

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それを聞くとすごく欲しくなるな。。

 

というのも、バックミンスター・フラーは自分にとって大きな影響を受けた一人で、特にこの一冊は何度も読み返しています。

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これは是非読んでいただきたい一冊です。

 

 

 

STUSSYの今期のADすごい。こういうセンスは流石だよなぁ。

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ん!!??

沖嶋さん??? 

今度会うとき聞いてみよう(笑)

 

その沖嶋さんの新しい写真集がすごくかっこよかったです。

デザインは立花文穂さん。

 

Amazon.co.jp: DANCE/SHIN OKISHIMA (TACHIBANA FUMIO PRO.): 沖嶋 信: 本

 

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そんなSTUSSY

LAチャプトのインスタででていたこのTシャツ。。

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大丈夫なのかな、、?

 

 

つづく。

 

 

(はたなか)

無題19

J Dilla - Workinonit - Donuts (Full Album) - YouTube

 

ここ一ヶ月ターニングポイントとなる出来事があり、夏らしく海やプール、キャンプなど全部我慢して、まさにこのJ DILLAの曲ではありませんが、ワークオンイットしてました。で、今日やっと一段落。なのでちょっと久々に思いつくままに。

 

 

こんな曲をよく聴いていたなあ。


Steely Dan - Peg - YouTube

 


Bill LaBounty - This Night Won't Last Forever ...

 


Bob Marley - Small Axe - YouTube

 


Big Mountain - Baby I Love Your Way(1994) - YouTube

 


Nina Simone-I Wish I Knew How It Would Feel To ...

 

 

 

そして今週はこんな映画を見ました。

そういや、ハーブ&ドロシー以外は全部二回以上見てる映画だなあ。


映画『ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの』予告編 - YouTube

 


Awakenings - Trailer - (1990) - HQ - YouTube

 


小津安二郎 『東京物語』 予告編 - YouTube

 


映画『グラン・ブルー 完全版 -デジタル・レストア・バージョン-』予告編 - YouTube


L A Confidential Trailer - YouTube

 

 

 

映画といえば、いま淀川長治さんの『私はまだかつて 嫌いな人に逢ったことがない』を読んでいます。

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本当に素晴らしい本。淀川さんのあの語り口調も心地いいです。

あまりにも面白いので、来週の旅に行く宿で読む為に、途中で読むのをやめました笑

本の冒頭に、仕事についてこんな文を書かれていました。

 

『お金じゃないんだ。「給料いくらか」、「春の闘争は、、」なんてではないんだ。

もっと大きい力で仕事を愛し、愛しきった時、そこには美が生まれます。』

 

 

よし、この夏、もうひと頑張りしよう。

 

 

 (はたなか)

無題18

先日とある古本屋の本棚を見ていて、スーザン・ソンタグのある一冊の本を手に取りました。スーザン・ソンタグといえば、キューバポスター集で初めてその名前を知った後、「反解釈」など様々な著書を読みたいなとは思いつつ、難解そうなので後回しに、、という存在でした。

 

ですが、たまたま前週に見たアニー・リーボヴィッツのドキュメンタリーで、スーザン・ソンタグが彼女のパートナーだったことを知り、それでまたソンタグの名前が頭の片隅にあったところでした。

 

そういうわけで手に取った彼女の本が「良心の領界」というタイトルの本。

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その本を手に取り、最初に書かれていた、"若い読者へのアドバイス" という文章を読んだ瞬間に、もうその文章を見つけただけで、この本に出逢えた価値があると思わせてくれるくらい感動し、すぐさまレジに走っていました。

(といっても定価よりも高い3000円くらいで値段が高かったんですw。あとで調べたらどうやら絶版になっているようで希少なものだったようです。こんな素晴らしい本が絶版なんて、もったいない。)

 

終戦記念日の今日、このソンタグの文章は、心に響くものがあります。そして今日だけでなく、日々の自分にも刻んでおきたい言葉が散りばめられています。

 

 

若い読者へのアドバイス…

(これは、ずっと自分自身に言いきかせているアドバイスでもある)

人の生き方はその人の心の傾注(アテンション)がいかに形成され、また歪められてきたかの軌跡です。注意力(アテンション)の形成は教育の、また文化そのもののまごうかたなきあらわれです。人はつねに成長します。注意力を増大させ高めるものは、人が異質なものごとに対して示す礼節です。新しい刺激を受けとめること、挑戦を受けることに一生懸命になってください。

検閲を警戒すること。しかし忘れないこと——社会においても個々人の生活においてももっとも強力で深層にひそむ検閲は、自己検閲です。

本をたくさん読んでください。本には何か大きなもの、歓喜を呼び起こすもの、あるいは自分を深めてくれるものが詰まっています。その期待を持続すること。二度読む価値のない本は、読む価値はありません(ちなみに、これは映画についても言えることです)。

言語のスラム街に沈み込まないよう気をつけること。

言葉が指し示す具体的な、生きられた現実を想像するよう努力してください。たとえば、「戦争」というような言葉。

自分自身について、あるいは自分が欲すること、必要とすること、失望していることについて考えるのは、なるべくしないこと。自分についてはまったく、または、少なくとももてる時間のうち半分は、考えないこと。

動き回ってください。旅をすること。しばらくのあいだ、よその国に住むこと。けっして旅することをやめないこと。もしはるか遠くまで行くことができないなら、その場合は、自分自身を脱却できる場所により深く入り込んでいくこと。時間は消えていくものだとしても、場所はいつでもそこにあります。場所が時間の埋めあわせをしてくれます。たとえば、庭は、過去はもはや重荷ではないという感情を呼び覚ましてくれます。

この社会では商業が支配的な活動に、金儲けが支配的な基礎になっています。商業に対抗する、あるいは商業を意に介さない思想と実践的な行動のための場所を維持するようにしてください。みずから欲するなら、私たちひとりひとりは、小さなかたちではあれ、この社会の浅薄で心が欠如したものごとに対して拮抗する力になることができます。

暴力を嫌悪すること。国家の虚飾と自己愛を嫌悪すること。

少なくとも一日一回は、もし自分が、旅券を持たず、冷蔵庫と電話のある住居をもたないでこの地球上に生き、飛行機に一度も乗ったことのない、膨大で圧倒的な数の人々の一員だったら、と想像してみてください。

自国の政府のあらゆる主張にきわめて懐疑的であるべきです。ほかの諸国の政府に対しても、同じように懐疑的であること。

恐れないことは難しいことです。ならば、いまよりは恐れを軽減すること。 自分の感情を押し殺すためでないかぎりは、おおいに笑うのは良いことです。

他者に庇護されたり、見下されたりする、そういう関係を許してはなりません——女性の場合は、いまも今後も一生をつうじてそういうことがあり得ます。屈辱をはねのけること。卑劣な男は叱りつけてやりなさい。

傾注すること。注意を向ける、それがすべての核心です。眼前にあることをできるかぎり自分のなかに取り込むこと。そして、自分に課された何らかの義務のしんどさに負け、みずからの生を狭めてはなりません。 傾注は生命力です。それはあなたと他者とをつなぐものです。それはあなたを生き生きとさせます。いつまでも生き生きとしていてください。

良心の領界を守ってください……。

 

2004年2月

スーザン・ソンタグ

 

 

スナフキンと青い芝

先日訓一さんのラジオが旅をテーマしていたのですが、その中でスナフキンのことを話されていました。

 

"長い旅行に必要なのは大きなカバンじゃなく、口ずさめる一つの歌さ"

 

そうなんだよなー。スナフキンって本当にドキッとさせられることを言うんですよね。

 

 

"あんまり誰かを崇拝するということは、自分の自由を失うことなんだ"

 

"僕は自分の目で見たものしか信じない。
けど、この目で見たものはどんなに馬鹿げたものでも信じるよ"

 

"あんまり大袈裟に考えすぎない様にしろよ。
何でも大きくしすぎちゃ駄目だぜ"

 

"人と違った考えを持つことは一向にかまわないさ。
でも、その考えを無理やり他の人に押し付けてはいけないなあ。
その人にはその人なりの考えがあるからね"

 

"大切なのは、自分のしたいことを自分で知ってるってことだよ"

 

 

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スナフキンみたいに、自分のことは多く語らず、自分を大きく見せようともせず、自分が経験してきたものを、他人の為に惜しみなく与えられるひとが、本当にかっこいいなあと思います。

 

そういえば僕が尊敬するようなひとたちは、SNSなんかは勿論、自分のプライベートをあまり見せたりせず、自分達のクリエイションだけで勝負しているものなぁ。

やっぱりそういったひとたちはかっこいいなと思うわけです。

 

 

そんなスナフキンみたいにハットをよくかぶっている健ちゃんが"Blue Ranch"というお店を始めました。

Blue Ranch=青い芝。名前の意味は聞いてません。

まずはweb shopから。実店舗もオープン予定だそうです!

 

blueranch.jp

 

まだ立ち上がったばかりですが、健ちゃんらしい良い意味でヘンテコなセレクト。

多分もっとヘンテコになっていくんでしょう笑 

 

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隣の庭の芝生は青く見えるといいますが、自分の庭の芝生の青さにも気づかないとですねー


それでは!

 

(はたなか)

カスティリオーニ

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突然ですがこの椅子。見たことあるひとも多いとは思いますが、僕が数ある椅子の中で特に好きな椅子の一つです。

(更に言うと、復刻よりもオリジナルが好きです。座面が、復刻とオリジナルでは大きさや形状が違い、やっぱりオリジナルの方がしっくりくる、、)

 

そして好きなデザイナーは?と聞かれると、この椅子をデザインしたアキッレ・カスティリオーニと答えます。

 

カスティリオーニと言えば、このMezzadroに代表されるレディメイドシリーズなどがフィーチャーされることが多く、そういった奇抜なデザインばかりが目立ちがちですが、実はカスティリオーニは、作家性は極力無くして、使い手の立場に立ったデザインしたプロダクトをたくさん残しています。

 

僕が大好きなカスティリオーニが残したプロダクトの一つが、KRAFT社のマヨネーズのノベルティとしてデザインしたスプーン。(現在はAlessiからリリースされてます)

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瓶の首や底の部分まできれいにすくいとれるように、瓶の形状に合わせてスプーンをデザインするという、ありそうでなかったデザイン。まさに使い手のことを考えたデザインのひとつだと思います。

 

巷ではたくさんお洒落なものや見栄えのよいものが並んでいて、最近だと"シンプル"や"クラフト"なんかも、ものを売るための文句として消費されていく始末ですが、カスティリオーニのように、「デザイン=世の中を良くする手段」として、考え、行動し続けたところが僕がカスティリオーニに惹かれる理由です。

 

そのカスティリオーニのことについて書かれた多木陽介さんの本が、本当に素晴らしくおすすめです。デザインに関わる人だけでなく、どんな人にも読んでもらいたい一冊です。

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Amazon.co.jp: アキッレ・カスティリオーニ自由の探求としてのデザイン: 多木 陽介: 本

 

この本の中で特に僕が共感を覚えた部分が、カスティリオーニが

「好奇心⇒観察⇒分析⇒さらなる探求」という、思考を常に重んじていたということ。

 

まずは好奇心をもって色々なものを見れば、そのモノ自体を観察する。そして観察からより深く分析をし、分析していく過程でまた他のものが気になり、さらに色々なものを探求しだす。。

こういった思考のスパイラルは、自分で「物事を考える」ということを癖づけるためにすごく重要なことだと僕自身も感じます。

先日のブログでも書いた通り、いまは答えに行き着くまでが簡略されすぎている時代、こうした自分で考えるということが本当に大切だと思っています。

 

余談ですが、この本の帯に深澤直人さんが文を寄せていましたが、深澤さんが館長をつとめる日本民藝館でいま開催されている「愛される民藝のかたち」もすごく良かったです。

http://www.mingeikan.or.jp/events/special/index.html

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と、ちょっと堅いブログになりすぎました笑

それではみなさん、良い日曜日を!

 

(はたなか)

コロンボさん

週末京都へ行ってきました。

京都で予定があったので、京都から動けないかなあと思っていたのですが、関西に来たからにはやっぱりここには行きたいという訳で、時間を作って大阪・本町にある大好きな古本屋 『colombo corner shop』へ。

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なんといってもここに来たい一番の理由は、オーナーの綿瀬さんとのお喋りがしたいから(笑)今回も久々ということもあり、気づけばお店で2時間以上滞在していましたw

コロンボさんは古本屋としてはもちろん、お店として僕の理想のお店なんです。

行ったことがあるひとは分かると思うのですが、お店にいると本当に色々な年齢、職業のひとたちがお店にやってきます。そして綿瀬さんとの会話を楽しむ。

この間も、僕がお店に行くと20代前半の女の子に綿瀬さんが時の流れの速さについて力説中w 途中から何故か僕も会話に加わるという(笑) 

そんなお店を通じて、本を通じて色々な出逢いが生まれるお店なんです。ここに来ると本当に元気をもらうんです。そんなお店なかなかありません。

 

そして今回綿瀬さんと本の魅力について話している中でお互い同じだったのが、一冊の本からどんどん疑問や興味が沸いて、また違う本が気になってどんどん広がっていくんだよねーということ。

問題の答えを見つける為に本を読むのではなく、逆に本を読んで色々な疑問や興味がでるのが面白いのなーと。

 

いまは答えまでなんでも近道しすぎだなと思います。遠回りの中にこそ、歓びや楽しみや発見があるのに。

コロンボさんはそんな遠回りする楽しみを教えてくれるお店。

 

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これはコロンボさんで買った、自転車でカリフォルニアのカフェを巡った写真集。

別に希少な本ではないけれど、表紙の佇まいが本当に素敵で、著者の自転車と本と、コーヒーへの愛が伝わってくる一冊。

 

そして綿瀬さん曰く、この表紙はビート詩人のリチャード・ブローティガンの詩集のオマージュなんじゃないかと。

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著者はビートが好きだったのかな。まあ、こういうことがきっかけで、リチャード・ブローティガンにも興味が湧いたりするわけですw

 

いつかスマホではなく、この本を持ってカリフォルニアのカフェを巡る旅をしたいなあなんて夢を見ています。

 

(はたなか)